タンクの強度を高め内液の圧力によるタンクの膨張を押さえます。また、要求される設計震度が高い場合にも最適な装備です。
MCタンクの3000L以上、HTタンクの10000L以上、MH型容器の4000L以上で補強枠は標準装備されていますが、ご希望に応じて、他のタンク(UL以外)にも装備することができます。
補強枠には、標準枠と全面枠があります。使用する内容液の温度、比重による補強枠の選択基準は以下の通りです。
標準枠 | 全面枠 |
使用温度、比重による補強枠の選択基準は以下の通りです。
内容液の温度 | 内容液の比重(g/cm3) | ||
---|---|---|---|
1.3未満 | 1.3以上1.6未満 | 1.6以上 | |
40°未満 | 不要 | 標準枠 | 全面枠 |
40°以上60°未満 | 標準枠 | 標準枠 | 全面枠 |
なお、補強枠は以下の4種からお選び頂けます。
部材 | フープ材:SPHC アングル材:SS400 |
---|---|
塗装 | 下塗り(さび止め)1回、上塗り1回 |
部材 | フープ材:亜鉛メッキ鋼板 アングル材:SS400 |
---|---|
塗装 | フープ材上塗り1回 |
アングル材 | 下塗り(さび止め)1回、上塗り1回 |
溶接・切断面 | ジンクペイント補修 >>> 防錆大型のもの |
部材 | フープ材:SPHC アングル材:SS400 |
---|---|
塗装 | 塗装なし >>> 防錆小型のもの、外観は標準とほぼ同じ |
備考 | MC・MHは8000L以下、HTは6000L以下で対応可能。 |
部材 | フープ材・アングル材:SUS304 |
---|---|
塗装 | 塗装なし >>> 防錆 |