多種類・少量生産が可能。形状の複雑な製品も生産可能です。
製品の特徴に合わせて、最適な方法をご提案致します。
金型1面で5~7個/日
回転成形では人の手で原料の投入から製品の取出しまで行い、ブロー成形などでは対応できない1ロット30個や50個のご注文を頂くことが可能です。
また成形ごとに金型へ原料を投入するため、連続して生産する中でも色替えを行うことが可能です。ホームローリー(規格品)では、5色の製品を日々生産しております。
複雑な形状でも成形可能
金型全体を回転させることにより原料が隅々までいきわたるので凸凹や起伏の多い複雑な形状の一体成形が可能です。
ボルトやナットのインサート成形をすることで、装置の組み込みや部品の取り付けなども容易です。
全高約7m・直径約3.3m
回転成形では短辺60cm程度の小型の製品から、数メートルの大型の製品を製造しています。スイコーでは規格品のサイズとして最小のものが20リットル、最大のもので50000リットル(全高約7m×直径約3.3m)のタンクをラインナップしています。
コーナーや稜線部が肉厚
ブロー成形とは対称的に、回転成形では平面部よりもコーナーや稜線部が肉厚となります。また、成形時に圧力をかけることが無いため、残留応力も極端に少なく耐衝撃性が向上します。
金型強度がいらない
射出成形やブロー成形の金型は内圧が著しくかかるため高剛性や機械構造が必要となります。その条件を満たすためには、材料費・加工費・部品費などの費用が高額になります。一方、回転成形用の金型は前述のような問題がなく、安価に金型を製作することができ試作後の改造・修正も容易なため、初期投資費用を抑えることができます。
金型費用は射出成形に比べて約1/10!!
「ブロー成形」「射出(インジェクション)成形」は樹脂成形のなかで代表的な成形方法です。比較すると回転成形はここまでにご紹介したとおり、製品の強度・形状の自由度など多くの利点を持っています。一方で「数十cmの小さな製品」や「数千~数万個が必要な製品」、「高い寸法精度が要求される製品」などは他の成形方法が適しています。お客様のニーズに合わせて最適な成形方法をご検討ください。
まずはお客様の企画・製品案の概要をお聞かせください。企画途中の案件や、 製品の詳細がまだ固まっていない段階、又は設計・予算面などにおいて従来通り の開発に行き詰まっているような場合などでも、お気軽にご相談ください。 回転成形が持つ自由度を活かした様々な提案をさせて頂きます。
お客様の製品計画を元に、実設計に向けてのより具体的な打ち合わせをします。 基本的形状・機能・性能の決定、成形に用いる金型の選定、初期・量産時のコスト のシミュレーションなど開発の基本要点と設計ディテールについて、お打ち合わせ させて頂きます。
上記打ち合わせにて確認した内容を元に、製品の図面をお客様に提出します。 この図面をたたき台に細部の調整を加えていき、最終的にお客様から図面の 承認を頂きます。
承認された図面に基づいて金型図面をおこし、金型を製作します。 製作期間は金型の種類や形状などによって異なりますが、概ね図面承認より 30〜60日くらいです。
試作品を製作し、お客様と共に試作が計画通りに仕上がっているかを検証します。 修正するべき点があれば、金型修正の上、再度試作を行います 。 特に板金金型 においては、金型修正がしやすく、トライアル的要素が多い商品開発では大きな メリットとなります。
試作で最終確認できたものを、お客様の量産計画に基づいて量産します。
一輪車
(運搬車)
ソーラービビット
(バッテリーケース)
タコ箱
(漁具)
ダイカ200青(漁具)
落水ボックス
(水田排水桝)
PC-100(給水槽)
ホワイトバケツ(飼料用)
融雪剤タンク
融雪剤容器
当社では、数多くの規格品を取り揃えて皆様のご期待にそうよう頑張っております。
その他にも、皆様方からのご計画、ご注文をいただき、新しく金型を起こして製品としてお届け致しております。