製品の使用条件により左右されますが、目安として屋外暴露10年相当以上の耐候処方を確立しています。(SWOM 2000時間)また現在使用している製品をFT-IRという劣化診断技術を用いることにより、実使用条件下での商品寿命を推定する事ができます。
一般的な劣化診断のように製品の一部を試験片として採取するのではなく、製品の表面をサンドペーパー等を削って採取した粉末で 評価できるため、使用しながらの劣化診断が可能であり、設備の更新時期などの目安をなります。
ポリエチレン単体タンクの許容温度(内溶液)は40℃(補強枠付は60℃)です。耐熱タンク(ポリエチレンとポリプロピレンの複層製品)であれば、80℃まで対応可能です。
はい。例えば薬品タンクや冷却水タンク等、実績は多数あります。少量生産、形状が複雑な製品も可能です。詳しくはご連絡ください。
はい。「ポリオレフィン等衛生協議会」登録の適合原料(通称PL証明)を使用しておりますので安心してご使用できます。又、スイコータンクは単層品の他、多層構造で内溶液に触れる内層は添加物の無いナチュラル仕様、外層面は紫外線に強いカーボンブラック添加仕様もあります。
リサイクル可能、耐蝕性に強い点を生かし、各市町村水道局・施設、衛生処理施設、浄化センター、清掃工場、汚泥処理センター、大学、病院等多くの施設に採用されています。又、2005年には「日本下水道事業団」の認定を受け、今まで数多くの納入実績があります。
砂川工場にて工場見学を実施しております。その他、プラスチックフェア等に出品しております。工場見学ご希望の場合は、本社営業部までお問い合わせください。
一般的にポリエチレンへの塗装は難しく、顔料を混合して、樹脂自体に色をつける方法が一般的です。回転成形の場合、原料投入を 成形毎におこなうので、細やかな色計画が可能です。
標準色としては10色ありますが、調色も可能です。特別な色のご要望があればご相談ください。
PC(ポリカーボネイト)を使用する事により、一部可能なものもあります。
はい、可能です。シルク印刷以外にも、ロゴマークや警鐘サイン等を多色刷りした特殊なポリエチレンシートを成形時に加熱含浸 される事により、繰り返しの摩擦や曲げ応力に対して非常に強い印刷面を得る手法もあります。
可能です。梨地、艶消し等、様々な加工が可能です。
成形品の形状等により異なりますが、概ね金型の金額比は回転成形:ブロー成形:射出成形 = 1:4:10 です。
製品の仕様により大きく左右されますが、お客様に図面承認を頂いてから製品完成まで45日〜60日くらいが目安です。
可能です。弊社では製品の3DCADデータを構造解析することにより、様々な角度から仮想実験を繰り返し、設計段階で完成度を高めた上で、試作による検証を行えます。このため、試作および検証の回数を減らすことができ、開発の時間と経費を削減することが できます。
はい。見学をご希望の場合は、お問い合わせにてご連絡ください。
回転成形に使用するポリエチレンは軽量、焼却処理しても無害で、かつリサイクルが可能な環境に優しい素材です。なお弊社では、使用済製品の回収から再資源化にいたるまでの流れを独自でサポートできる体制づくりを進めています。