大型タンク



タンクの据付に必要な部品の組立、配管は終わりましたでしようか。
今一度、タンク据付上の注意事項を取扱説明書で再確認の上、次の手順にお進み下さい。
尚、疑問点や不明な内容がありましたら当社営業部にお問い合わせ下さい。

1水張りテスト
ご使用前には必ず水張りテストを行い、フィッテング接続部、その他から水漏れが無いことを確認して下さい。
水張りテストに使用した水は完全に除去し、抜き取った後使用して下さい。薬品によっては(特に硫酸などは)、残っている水と反応して発熱を起こし、タンクが変形、或いは溶けて穴があくなどの大事故につながることがあります。


2最高使用温度
ポリエチレン単体タンク・・・・・・40℃
補強板つけタンク・・・・・・・・・60℃
最高使用温度は水を基準としておりますので、実際の使用に際しましてはポリエチレンの耐薬品性表で確認して下さい。


3エアー抜き
エアー抜きは開放にしてタンクに加圧、減圧をかけないで下さい。密閉状態での加圧はタンクが膨らみ破壊に、又、減圧は天板の落ち込みや胴体のへこみなどの変形が起こり破損の原因になります。
加圧・・・・・100mmH2O
減圧・・・・・50mmH2O
以上の圧力がかからないように配慮して下さい。


4タンクローリーからの充填
エアー抜きは必ず開放にして、水封等の密閉状態にしないで下さい。尚、塩酸等のように発生したガスがそのまま大気中に出て困る場合は、ガス洗浄装置を取り付けて処理して下さい。


ローリー内の残液が少なくなると、空気が混入し始めローリーホースが振動してきますので速やかにローリーの元バルブを一旦締めて、コンプレッサーを停止し、その後光バルブを少しずつ開放にして残圧で残りの液を送るようにして下さい。コンプレッサーの空運転を続けますと急激な圧力でタンクが変形し、天板が破壊することがあります。
空吹かしは厳禁です。


5火気厳禁
タンクはポリエチレン製ですので火気を近づけないで下さい。補強枠に溶接加工をする場合はタンク本体から外してから行って下さい。





6仕様条件を変更する場合はご運絡を
仕様条件(薬品種類、濃度、比重、液温)を変更する場合はあらかじめ弊社にご相談下さい。耐薬品性、補強枠等の安全性確認を当社が致します。

7保守点検
タンク本体及び配管、取り付け部品の点検を実施して下さい。異常が発見された時は至急弊社にご連絡下さい。タンク天板に乗る時には、命綱を付け、墜落を防止する措置をして下さい。
タンクの中に入る前には、タンク内を十分に水洗いして下さい。そして、タンク内の換気を行い酸欠計を使って安全を確認して下さい。
タンクの天板に乗るなどの高所作業時及びタンクの中に入る時は必ず監視人を配置して下さい。